様々な連携
搬送時や受診時に、看護師による付添い、あるいは女性のお客様への同性介助がご希望の場合は「キャンナス函館」様を紹介しています。その他にも函館には自費の訪問介護・看護、介護保険外サービス、タクシー救援事業があります。
外部委託業者なので、事前の予約が必要です。また交通費等の追加費用が発生する場合がございます。
※パンフレットを車内にご用意しています。
介護タクシー川村では、透析送迎での経験をもとにして、週に複数回の送迎を必要とする「定期送迎」の問合せに対し、以下のご提案をしております。
①お客様の自宅から近い介護タクシーを選ぶ。→定期送迎以外の突発の予約が発生しても対応しやすいため。
②連携する介護タクシーを提示できる事業者を選ぶ。→その事業者がなんらかの理由で対応できなくても、必ず同業他社が対応できるような体制が約束されていること。
③介護タクシー以外の選択肢を確認して下さい。→福祉有償や一般タクシーなどの選択肢はないのか、ケアマネや相談員および施設や支援学校、あるいは行政やケースワーカーなどとコミュニケーションをとって、必ず事前に調べてください。
バリア対策と車いす
車いすでの移動で、障害になる場面を取り上げました。
移動の参考になれば。
車いすで階段を上り下りするのは大変ですね。当社がよく使う方法順に書くと5点あります。
①スロープを使う
②階段一段の奥行を車いすより長くする
③電動階段昇降機をつかう
④大きい後輪で段差をかわす
⑤複数人で車いすごと抱える
階段の形状にもよりますが、3~5段くらいなら①ですし、2段くらいならコンクリートブロックなど使って②です。段差が多い場合は③をご提案します。④については後日動画などで紹介します。⑤は家族や近所の人がたくさんいれば手っ取り早いですね。
玄関の段差解消については、基本的に「階段と車いす」で書いたことと共通だと思います。
①ドアの幅が狭くて入らない
戸口に車いすが引っかかる多くの場合は、車いすの「ハンドリム(自走するときに使うハンドル)」が干渉しています。ハンドリムのない介助用車いすを使ったり、ハンドリムの取り外しによって解決する場合があります。
②手すりが邪魔で入れない
介護認定を受けてから、福祉用具レンタルで導入した「かまち用手すり」のせいで車いすが入らない場合もあります。
レンタルの場合は基本的に取り外し可能なので、緊急受診の場合は取り外して車いすを搬入することも可能です。帰宅後の取り付けにも対応しますが、その際ケアマネさんに報告することをおススメします。
③どこまで車いすが入るの?
各家庭によって状況は違いますが、基本的にベッドサイドまで車いすをつけて、そのまま介護タクシーに乗り受診できるように対応します。不安な場合は事前の打合せをお願いします。
キホンですが、下り坂は後ろ向きで。また介助ブレーキ付きの車いすが望ましいです。(タクシー救援事業で、介助ブレーキの取り付け=駆動輪交換も承ります。)
また未舗装の上り坂などで真っすぐ登れない時は、一つの対策として、車いすを後ろ向きにして傾け後輪だけで引っ張るというのも一つの方法です。
介護タクシー川村で使用している車両はスローパー仕様ですが電動ウィンチ(昇降能力110kg)と人力でのアシストを組み合わせて、引っ張り上げます。スロープの耐荷重250kgです。
また車両がパートタイム4WD駆動なので、坂道も安心です。函館は坂道の多い街です。近い距離でも、無理しないで気軽に介護タクシーをご利用ください。
雪道のなか車いすで外出するのは大変ですね。近い距離でもぜひ介護タクシー川村をご利用ください。車いすが雪道で「歩きづらい」主要な原因は、「前輪の小ささ」です。そのため雪道対策としては、
①前輪を浮かせて移動する
②バックで移動する
③前輪にソリをはかせる
などがあると思います。③については既製品が非常に少なく価格も高いので、あまりおススメできませんが。①については膝下くらいの積雪であればウイリーさせることで移動できます(介助スキルが求められます)。また注意点として、車いすのタイヤはナイロン製がほとんどなので雪道を外出してタイヤが濡れたら、早めに乾かしましょう。タイヤの劣化が早まってしまいます。
函館は市街地に市電の線路があります。前輪が溝に落ちると転倒リスクがあります。一つの対策として、線路を越えるときは後ろ向きで介助するのも方法です。
連携搬送のご案内
本州や道内各地からの移動で、各交通機関から介護タクシーに乗り継いだり、介助が必要な方が遠方から移動するために、連携搬送という取り組みがあります。
介護タクシーが事業者によって料金が大きく異なるように、連携搬送を斡旋する業者も、たくさん存在します。ここでは移動手段ごとに、主に函館への連携搬送についてご案内します。
本州から函館にきて、さらに道内各地への移動介助が必要な方には、ユニバーサル観光センター様をご紹介しています。
札幌駅の観光案内所向かいにあります。函館にお住まいで、道内各地での移動先の介助が必要な場合もご利用できます。
北海道ユニバーサル観光センター・札幌
〒060-0806 札幌市北区北6条西4丁目
JR札幌駅西コンコース北口
「食と観光」情報館内
TEL : 070-5289-8631
(+81-70-5289-8631)
E-mail: desk@npohut.net
福祉車両で移動したい場合は、
当社と契約関係に無いですが、宇賀浦町にあるリカバリーカーズ様を紹介しています。
函館空港からも、函館駅からも近く、福祉車両の種類や在庫も豊富です。
「ネットで大手レンタカー会社の福祉車両を検索したけど、いつも在庫なしで借りられない。」当社のお客様からのご意見から、函館市内近郊の福祉車両レンタカー情報をまとめました。 参考にしてください
また福祉車両レンタカーは見つかったけど、移動のとき使う車いすが見つからない場合は、介護タクシー川村でご用意できます。
函館市電にも函館バスにも車いす対応車両はあるのですが、詳細ページが無いためご紹介できません。
札幌から特急北斗で函館に移動される場合は函館駅で下車します。JR五稜郭駅はバリアフリー対応ではありません。
また本州から北海道新幹線で函館に移動される場合は、函館ライナーという接続列車もありますが、新函館北斗駅からタクシーで移動する方も多いです。
基本的には改札口または駅コンコースまでは駅職員の方が介助されますが、ご希望があれば到着列車までお迎えにあがります。
新函館北斗駅はバリアフリー対応で、函館圏では唯一、ホームドアも設置されています。
駅は函館市街地から離れているのでタクシーの利用は、事前に確認が必要です。
函館にはフェリーターミナルが2箇所あります。函館市街地に近いのが、北浜町にある青函フェリー・函館ターミナルです。
便によってバリアフリー対応ではなかったり旅客対応しない便もあるので、ご注意ください。
乗船の際はターミナルまで、あるいは船室までの付き添いが可能です。下船の場合は、下船口近くにタクシーを停めます。クルマと同じ甲板からの乗船下船のため、凹凸があり、雨や雪の日は滑りやすいので注意が必要です。
港町にある津軽海峡フェリー・函館ターミナルです。便によっては旅客専用のボーディングブリッジを利用します。
ターミナル前に車いす駐車場があります。ご希望により船内までの付き添いが可能です。
函館空港は市街地に非常に近く、繁華街まで15分ほどで着きます。名古屋からの便が季節によって機材が小さいこともあるのでご注意ください。
函館に寄港するクルーズ客船は現在、港町ふ頭・若松ふ頭・西ふ頭の3箇所に停泊します。飛鳥IIやダイアモンドプリンセスのような大型客船は現在、港町ふ頭に寄港します。
若松ふ頭は函館駅、函館朝市に隣接しています。
函館駅観光案内所では、車いすの無料貸し出しをしています。基本的に当日返却なので、ご注意ください。
函館滞在中の車いす利用で、お困りでしたら、介護タクシー函館でも対応します。
西ふ頭のある函館西部地区は、観光名所がたくさんあります。坂も多く、石畳の道もあるので、車いすには不向きですが、行きたい場所があれば、リクエストしてくださいね!
4時間コース(一例)
料金:30分;2,580円×8=20,640円
発地:函館駅前
朝市:買物
金森洋物館:休憩
西波止場:車窓見学
元町公園:記念撮影
八幡坂~教会群:散策
函館山ロープウェイ:乗車
函館山山頂
函館明治館:車窓見学
着地:市内ホテル
函館に来たら一度は行きたい函館山ですが、さてどうやって登りましょうか?
介護タクシーも一般タクシーと同様、シーズン中の登山道通行が可能です。クルマで函館山に登るとロープウェイでは見られない景色も楽しめますよ。
もちろんロープウェイ乗り場までの送迎や、山麓駐車場から山頂までの付添いも可能です。
登山道は未舗装で、一部階段ありますが、車いすで登山気分を味わえるルートもあります。
函館は車いすに優しくない街です。除雪しない歩道、凹凸だらけの歩道、クルマ優先の街。
車いすで自走される方もいますし、電動車いすやシニアカーで行き来する方もいます。
でも、もし移動で(外出先で)困ったときは、いつでも介護タクシー川村にお電話ください。不定休ですが24時間対応します(080-3295-6110)。
介護タクシーの利用で困ることの一つに、夜間の予約があります。例えば救急搬送されて深夜早朝に、そのまま帰宅することになった場合です。
実際にお客様からも「病院に相談したら電話帳を渡された」「タウンページの広告に載っているから電話したのに出てくれない」という話を聞きます。
救急病院や他社様の事情はわかりませんが当社では、
①臨時休業日以外は年中無休で24時間対応します。
②車いす・リクライニング車いすを無料貸出(ストレッチャー対応ではありません)
③休憩時間の確保など運行管理を守ります。ちなみに飲酒の習慣は無いです。
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